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オスラー ヴィンヤード 2018 ピノ ノワール キャロラインズ ワイタキ ヴァレー 赤MF

  • 新/再入荷5月
通常価格:¥5,940 税込
¥5,390 税込
商品コード: W001218
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品種:Pinot Noir
産地:New Zealand / Otago地方 Waitaki地区
生産者:Ostler
商品名:Pinot Noir Caroline's Waitaki Valley
収穫年:2018
アルコール分:13.5%vol
容量:750ml
栓:screw


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世界でも最も涼しい産地と言われるNZ南島は北オタゴのワイタキ渓谷に特化したオスラー。極めて長い成熟期に蓄積された風味の豊かさと、涼やかさと石灰土壌のエレガントさが魅力のピノ ノワール。自社畑クロ オスラーからのフラッグシップ。

<取扱元資料から>
オスラー・ヴィンヤードのフラッグシップワイン。自社畑クロ・オスラーの、石灰質土壌の斜面に植わったブドウを使用。テロワールの個性、冷涼な気候、スミレやラベンダー、赤い果実、エキゾチックなスパイスなど複雑なアロマが感じられる。滑らかな果実味に、スパイスを感じるタンニンと芳醇な味わい。
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<定期購入2024年5月分のコメント>
ニュージーランドの南島の南部にあるオタゴ州。その州の北東にありノース オタゴと呼ばれる地区のワイタキ渓谷が世界でも最も涼しいワイン産地と言われます。ワインへの思いが深まり、医師としての仕事をやめてでもワインの世界に入ろうとしたジム ジャレン。それを支えたのは醸造家で義理の弟のジェフ シノット。ブドウ栽培の前例がない、厳しい条件であるワイタキで2002年からブドウ栽培にチャレンジし、初ヴィンテージは2004年。医師を辞め、苦労を重ねながらより優れたワイン造りに傾倒していきます。やがて二人の努力は報われ、IWCでピノ ノワール キャロラインズの2010がゴールド、2011もゴールド、さらに2013がトロフィーになるなど、世界的な評価を受けたのです。
私が初めてオスラーのワインに出会ったのは、2013年1月にニュージーランドの首都であるウェリントンで開催されたピノノワール カンファレンスの会場でした。同じく出展したKusuda Winesの手伝いでしたが、弟と交代で他の生産者のワインを試飲して回るなかで、それまでに飲んだニュージーランドのピノ ノワールとは明らかに一線を画したワインに出会い、びっくりしました。翌年のKusuda Winesの収穫のあと、ワイタキまで出かけ12種類ものワインを試飲し、ジムとたっぷり語りあったのが、つい先日のことのようです。なんとか日本にジムの、オスラーのワインを紹介したく、ジムに来日してもらい多くの日本のインポーターさんに紹介し、飲んでいただきました。ありがたいことにラック コーポレーションさんが輸入してくれることになりました。ブルゴーニュ ワインの重要なインポーターである同社にとって、冷涼な石灰質土壌で育ったピノ ノワールの良さが伝わったのだと解釈しています。矢野さん、その節はありがとうございました。
今では、今年1月にお届けしたヴァリなど他のワイナリーも、ワイタキのワインも造りますが、ワイタキに特化したのはオスラーだけのはず。ピノ ノワールの収穫は、年によっては5月で、北半球でいえば11月に当たります。この極めて長い成熟期に蓄積された風味の豊かさと、涼やかさと石灰土壌のエレガントさが魅力ですが、収穫量がとても少ないのが難点で、ヴァリのジェン パーはワイタキだけではビジネスが成り立たないと話してくれました。ジムも高齢化し、おそらくその低収量ゆえに経営も厳しかったのでしょう、残念なことにオスラーは他社に買い取られ、廃業してしまいました。今回お届けするのは、オスラーのフラッグ シップであるピノ ノワール キャロラインズ2018で、少なくとも日本では最終ヴィンテージになってしまいました。
薄めのきれいなワインレッドの外観に、高めの果実と熟成による旨味系の要素の香り。ラズベリー、クランベリーのジュースに軽くそのコンポートも混じり、奥には干し杏の要素も見え隠れします。この干し杏の要素は、熟しにくい条件の下で収穫を延ばして熟度を高めたピノ ノワールに現れる風味と解釈しています。滑らかで、ふくよかな口当たりですが、タンニンは細かいながらもしっかりとしています。余韻も、まろやかに、甘くふくよかで、果実味と旨味が豊か。ラズベリージャムと干し杏と、昆布出汁やスープ。甘やかに、とても長いことに気がついていただけると嬉しいです。5年経って、熟成のプラトーに入っています。まだ10年は向上を期待しています。一度に飲みきらず、小瓶での変化や、別のワインとの飲み比べもお楽しみください。

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