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ルクレール・ティフェンヌ RM NV(2017) シャンパーニュ キュヴェ01 アポリーヌ 特級 アヴィズ エクストラ ブリュット 辛口白泡MF

  • 新/再入荷5月
¥10,780 税込
商品コード: W001149
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品種:Chardonnay
産地:France / Champagne地方 Cote des Blancs地区 Avize
生産者:Leclaire-Thiefaine RM
商品名:Champagne Cuvee 01 Apoline Grand Cru d'Avize Extra Brut
収穫年:NV(2017)
格付:AOC Champagne
アルコール分:12.5%vol
容量:750ml
栓:cork
備考:43%をフードルという大型の樽で熟成。マロラクティック発酵100%。瓶熟成4年以上。ドサージュは2g/l。ベースワインは2017年産。

お買い物について詳しくは下の「お買い物ガイド」でご確認ください。

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グラン クリュ アヴィズに本拠を置くわずか3haの畑で秀逸なシャンパーニュを造る無名のレコルタン。見出したのはブルゴーニュ、シャンパーニュでガイドをしてきた深山由佳さん。100%が2017年産でドサージュ2g/l。熟成感と豊かな風味を引き締めるアヴィズらしさが魅力。

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<定期購入2024年5月分のコメント>
シャンパーニュ地方でシャルドネの聖地と呼ばれるのがコート デ ブラン。モンターニュ ド ランスがピノ ノワール、ヴァレ デ ラ マルヌがピノ ムニエと黒ブドウが主体なのは表に粘土が多いためで、白い丘と呼ばれるようにコート デ ブランは表土に白亜(やわらかい石灰。チョーク)がでていて、シャルドネに向くからとされます。そのコート デ ブランには6つのグラン クリュがあり、特に有名なのがアヴィズとメニル シュル オジェです。アヴィズは比較的傾斜の強い東向き斜面に畑があり、そこからはシャンパーニュで一番引き締まって、硬質なくらいのワインが産まれます。そのアヴィズに本拠を置くわずか3haの畑で秀逸なシャンパーニュを造る無名ともいえるレコルタン マニュピランがルクレール・ティレンヌ。栽培から醸造、販売までを一貫して行うレコルタン マニュピランは、10ha程度の畑がないと製造設備などのコストが見合わないとされる中で、異例の小ささです。それでも経営できるのは、委託醸造であることもありますが、高品質なワインをつくり、比較的高価格でも買ってくださるお客様がいるからともいえます。
この生産者を見いだし輸入したのは深山由佳さん。深山さんは楠田のアカデミー デュ ヴァンでの元受講生で、ワインにはまって脱サラし、ブルゴーニュに移住してボーヌのCFPPAとディジョン大学で栽培と醸造、経営を学び、現地のワイン ツアーのガイドもしてきました。以前の楠田のブルゴーニュ ツアーのガイドもお願いした方です。その深山さんがコロナで渡仏できなくなったのと前後してYuka Selections としてワインの輸入も始めました。彼女の選ぶワインは素敵なブルゴーニュとシャンパーニュで、サロン クスダでも一部を取り扱っています。
Yuka SelectionsのWebページへ
https://www.yukaselections.com/
サロンクスダのYuka Selections の一覧へ
https://shop.salonkusuda.jp/products/list?category_id=&name=Yuka
そのルクレール・ティフェンヌを深山さんと一緒に昨日訪問してきました。父から息子コンスタンタンへ代替わりし、長く委託醸造していたのを自社醸造するために、別のシャンパーニュ生産者が使ってきた土地と施設を買い取って、ほぼスケルトンから大改装を始めたところでした。ボランジェのシェフ ド カーブを長く勤めたマチュー カウフマンのアドヴァイスを受けながら造る新しいルクレール・ティフェンヌは一段と品質が高まり、今後がさらに期待されます。コンスタンタンがすべてを仕切るのは2020ヴィンテージからで、入荷はもう少し先になります。
今回お届けするのはお父様の時代のワインで、ルクレール・ティフェンヌのベーシックなワインのキュヴェ01 アポリーヌのヴィンテージ2017です。ちなみにアポリーヌはコンスタンタンのお姉様の名前です。グラン クリュ アヴィズのブドウだけのワインですが、固く引き締まったスタイルでなく、ややふくよかさと滑らかさのある味わいなのは、40%が樽熟成なのと7年という長い熟成の賜かと思っていました。が、今回その区画の位置を確認できたら、急斜面ではなく麓のなだらかな斜面で、土壌の違いも反映していることを確認できました。つまりアヴィズにも丘の上の急斜面の硬質なスタイルと、麓のおおらかさのあるスタイルの両方があることを再認識しました。
輝きのある金色の液体からは、膨らみのある香ばしいトーストやブリオッシュの香りが立ち上ります。口に含むと、しっかり目の酸と白亜の引き締め感に下支えされた、軽い旨味と香ばしさが広がります。ブリオッシュの香ばしさに、スープの旨味、奥にほのかなプラムも見いだせます。軽くオークの要素も伴って、やや酸化的でもあります。
酸がしっかりして、風味のヴォリュームもあるので、前菜はもちろん、魚介類や白身の肉料理とも相性が良いと感じます。変わった組み合わせでは、焼き肉。塩はもちろん、タレでも受け止めます。飲み頃に入ってきましたが、まだまだ向上するポテンシャルがあります。できれば6時間以上前の抜栓をお薦めしますし、小瓶に取り置くのもお試しください。
わずかに残っている2016はまさに飲み頃のプラトー状態です。

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