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プラーガー 2023 リースリング シュタインリーグル 辛口白M

  • 新/再入荷12月
  • おすすめ 6600円以下
希望小売価格:¥7,150 税込
¥6,490 税込
商品コード: W001440
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品種:Riesling
産地:Austria / Wachau地方
生産者:Prager
商品名:Riesling Steinriegle
収穫年:2023
格付:Qualitaetswein / Federspiel
アルコール分:13%vol
容量:750ml
栓:cork
備考:ステンレスタンクで発酵、澱とともに3ヶ月熟成
「限定品」で数量が少ないため、お一人様3本までのご購入とさせて頂きます。


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<ショップコメント>
ミスター ミネラルと呼ばれるプラーガーが美しきドナウ川を見下ろす段々畑で育てるリースリングの軽めで、フレッシュな果実味がすっきりとしたスタイル。

<取扱元資料から>
ヴァイセンキルヒェン村の南西に位置する標高218ー349m、南西向きの区画。1949年と1990年代植樹のブドウが植わる、石灰と大理石の土壌。
非常に切れの良いクリアなアロマの中には完熟した白桃のニュアンスを感じる。口の中ではミディアムボディの口当たりで、フレッシュな酸としっかりとしたストラクチャーを持つだけでなく、奥行きと洗練性を兼ね備えている。
Falstaff:94
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<定期購入2024年12月分のコメント>
ヴァッハウは、その風光明媚さから世界自然遺産に登録されていますが、それはドナウ川両岸のブドウ畑も含めた景観の美しさゆえといえます。そこに育つリースリングとグリューナー フェルトリナーからできるワインの品質はオーストリア最良ともいえます。そのヴァッハウのワインの品質を高める活動として1983年に「ヴィネア・ヴァッハウ」が創設されました。1985年の不凍液混入ワイン事件でオーストリア ワインがまったく売れなくなる前のことです。ヴァッハウ地域のワイン生産者による協会で、そのワインを3つのカテゴリーに区分しました。基準はブドウの糖度≒アルコール度数により分類され、一番高い12.5%以上のカテゴリーが、熟した果実の風味を持つ力強いワインである「スマラクト」です。中間の「フェーダーシュピール」は11.5〜12.5%のワインに適用され、11.5%以下が「シュタインフェーダー」と呼ばれる軽くさっぱりしたワインになります。谷間にあり、冷涼でブドウの熟度が上がりにくく、赤ワインがほとんど造られなかったヴァッハウで、ドイツワイン法と似たブドウの糖度あるいはアルコール度数による分類が行われたのは、当時としては順当だったのかも知れません。今回お届けするシュタインリーグルは長く中間のフェーダーシュピールとしてリリースされてきましたが、最近の地球温暖化もあって、2023のリースリングシュタインリーグルのアルコール度数は13%となりました。スマラクトに区分されるレベルですが、スマラクトとは表記せず、またフェーダーシュピールとも表記されず、シュタインリーグルと畑名だけになりました。これはブドウの糖度より、地区名あるいは村、ときに区画名でワインを区別する原産地呼称制度にそったものになります。原産地呼称制度はフランスのAOC法に始まり、EUや各地で標準化されています。オーストリア独自の原産地呼称制度DACはだいぶ遅れて2003年に始まり、やっと2020年ヴィンテージから手収穫などいくつかの条件のもとで原産地呼称「ヴァッハウDAC」として保護されるようになりました。

ヴァッハウは、上流部で谷が狭い冷涼な西のシュピッツ村、谷が開けて温暖な東のデュルンシュテイン村、そして中間に位置するヴァイセンキルヒェン村に分けられます。プラーガーは中部のヴァイセンキルヒェン村で700年続くワイナリーで、西部の繊細さと東部の豊満さをどちらも併せ持つワインを造っています。
プラーガーはヴィネア・ヴァッハウに所属しており、先代のフランツ プラーガーはヴィネア・ヴァッハウの設立メンバーの一人でもあります。さらにヴァッハウが原産地呼称DACとして認定されるずっと前からヴィネア・ヴァッハウは独自のルールを設けており、それに従いプラーガーも収穫は全て手摘みで行い、除草剤や農薬は使用していません。現当主は、先代の娘であるイルゼと、その夫で生物学・地形学研究者から転身したトニ ボーデンシュタイン。木樽は一切使用せず、ステンレスタンクで発酵させ澱とともに熟成させます。全てのワインはほぼ同じ手法で造られますが、テロワールの違いにより香りや味わいには違いがみられ、トニの「From rock to wine」というモットーがしっかりと反映されています。

「シュタインリーグル」は、プラーガーの本拠地ヴァイセンキルヒェン村の南西に位置する標高218-349mの南西向きの区画です。青き美しきドナウ川に面した比較的急な斜面で、土壌は石灰と大理石です。
白桃や白い花の華やかな香りを、濡れた石を思わせるクリアなアロマが引き締めます。口に含むと柑橘のニュアンスも加わったフレッシュな果実感にしっかりした酸が緊張感を与え、石の多い畑を思わせるピュアさを感じさせます。ほのかな花と柑橘の香り高い余韻が長く続きます。このワインのもつ一種の透明感を感じていただけると嬉しいです。アルコール度数が高くない軽めのワインですが、風味は豊かでストラクチャーはしっかりあるので、さまざまなお料理とも合わせていただきやすいと思います。もちろん熟成のポテンシャルもありますが、今のフレッシュさをぜひお楽しみください。同じシュタインリーグル リースリングの2020、21、22年ヴィンテージ、また、より力強さと豊かさ、さらに緊張感のあるスマラクトのリースリングのワインもご用意しています。ぜひ飲み比べてみてください。

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